2010年12月1日水曜日

SL Two Days 京都へ 奈良へ 大阪へ そして関東遠征へ

12月です。寒さも本格化していく時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

気温の寒さとの関係は直接的にはないのですが、最近はまた、すっかりブログの更新が滞ってしまっていました。ここのところのSL活動の報告、お知らせが遅くなってしまいすみませんでした。早速ではありますが、先日行われました企画の様子を報告させていただきたいと思います。

11月20日(土曜日) ~ 企画、「京都大学学園祭 11月祭り(NF) 訪問ツアー」を行いました。関西SL役員と、SLに関わる大学サークル、また視覚障害学生に対し呼びかけを行いましたが、結局参加者は計4名。少なすぎかとも思いましたが、それはそれで動きやすかったですし、気軽に他愛のない話などしつつ、じっくりと学園祭の雰囲気を満喫することができました。さすがは京大、学園祭は大規模です。到着後は、点訳サークルさんのお部屋を訪問し、展示物に触れさせてもらうことができました。食料を求めて、模擬店の連なる広場に出かけていったりもしました。肉巻きおにぎり・から揚げ・ホットドッグ・焼きそばなどを調達。落ち着いて食事できる場所がないからと、再び点訳サークルさんのお部屋へ。一方では、ルービックキューブやオセロに夢中になり、また一方では、献血や注射の話に花を咲かせたりと、すっかり入り浸ってしまいました。何名かの知り合いの方ともお会いすることができました。京大点訳サークルの皆さん、この度はありがとうございました。学園祭の時期にSL行事を重ねてしまいすみませんでした。SLロッカーの鍵は確かに受け取りました。

さて、夕方からは会長と一緒に奈良へのミニ出張でした。京阪・近鉄を乗り継いでいきます。近鉄の運賃は高いですね。本数が少ないからすぐには電車がこないし。私鉄のくせに特急料金取るし。オマケに女性の駅係員がいないし(というのは誰かさんの言い分ですが…)。余計なことを書きすぎましたが、目的は点字資料の印刷です。奈良の住宅街の静けさに身を包まれつつ、歩くこと10分、大学校舎に到着です。小部屋の中でことことと、資料作成作業を進めます。会長のおかげで、何とか行事前日に資料を完成させることができました。この後、私は京都へ帰り、会長は夜行バスで千葉へと旅立つのでした。皆さんも機会があればぜひ奈良を訪れてみてはいかがでしょうか。

11月21日(日曜日) ~ 関西SL行事、「OB・OG会」が実施されました。場所は、市民プラザおおさか西館です。参加者15名と、こちらもやや少なめでした。さらに参加者全体の内、大阪大学(院生を含めた)学生メンバーが半分以上を占めるといった状況となりました。とは言え、参加者はほとんど皆が顔見知りといったことで、アットホームな雰囲気の中会が進行されました。当の役員はと言えば、会長不在の中、元気を出して頑張るのでした。

今回の自己紹介タイムのネタは、「最近幸せを感じる時はいつか」または「最近気になる人、とその理由」というものでした。

そして、本行事のメイン、関西SLのOB、お二方によるご講演の時間です。大学生時代の思い出プロセス、特徴的なエピソード、人間関係づくり、SLとの関わり、ご職業について、ハプニングに遭遇したことなどなど、多いに語っていただきました。参加者からの質問、軽いクイズゲームなども飛び交い、盛り上がりました。

その後、休憩を挟んで、参加者皆でのワークショップです。「しいたけ」・「まいたけ」、二つの班に分かれての自由な意見交換の時間です。役員が用意したいくつかのテーマの中から、くじ引き形式でネタを引き、そのテーマについて自由に雑談が始まりました。「大学で学んでいること」、「アルバイト体験について」、「地元自慢」、「点訳サークルの可能性」などなど、興味深いテーマが取り上げられる中、さまざまな声が聞かれました。テーブルの上に広げられた真っ白な模造紙に、出された意見が殴り書きされていきます。役員会では、討論(ディスカッション)のあり方について検討されてきましたが、やはりこういった自由な雑談の方が親しめるのだと思います。

こうして、今年度秋の行事も閉幕し、引き続き懇親会へとなだれ込むのでした。帰り際に誰かさんの口からついぽろっとこぼれた本音の一言、「関西SLも今年度までですかねー」。関西SL2010年度の活動も最終章へと突入します。先行きを絶えず模索し続ける中、関西SLは今後どのような道を歩んでいくのでしょうか。  つづく

↑この一週間後、私はというと会長に続けとばかりに、遠征のため東京へ。