2010年12月24日金曜日

クリスマスイブ

今年最後の更新になります。皆さん、クリスマスイブをいかがお過ごしでしょうか。

今年も関西SLを盛り上げてくださった方々、あらゆる形でご支援くださいました方々、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

そしてそして、今年一年の感謝をこめて、SL会員の皆さんへはクリスマスプレゼントをお送りします。これを受け取らなければ年は越せません(笑)。

まだまだ寒い日が続きますが、体調には留意されてお過ごしください。

それでは、良いお年をお迎えください。。

2010年12月15日水曜日

SLニュース第1号へのコメントご紹介

8月31日に発行済みの、今年度SLニュース第1号に対しまして、会員の方々からいくつかのご意見ご感想を寄せていただきましたので、今一度ここに記載し、整理させていただきたいと思います。ご紹介させていただくのは、SLOBさん、お二人からのコメントです。

(Aさん)
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SLニュースを送付していただいた役員さんから、「SLニュースの送付は、会費を納入いただいている今年度会員の方々を対象とさせていただいております。会員外の方・他団体へ対するデータの流出は、原則といたしまして極力避けていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。」というご通知をいただきました。SLニュースの対外的な扱いですが。私どもが現役学生のころは、とにかくこれを矯味ありそうな人に見せてSLメンバーを増やすべしと考えていました。現在の様子や書かれる内容を考慮されれば、今回のような注意書きはもっともなのかも知れませんが。年月の変化を感じますとともに、もっと開かれた情報ツールにできないかなど、長い目でまたお話させてもらえたらと思います。

(Bさん)
・・・
私は現役学生の頃にSLニュースを作っていました。その時に思っていたのは、このニュースがあれば、仕事を持っていてなかなか行事に普段参加できないけれど、SLに興味を持ってくれているOB・OGの人にも、今のSLや現役学生の様子を伝えていけるし、OB・OGの人からも原稿を送ってもらうことによって、紙面で活発な交流ができるということでした。ちょうどその頃、SLのメーリングリストも開設され、SLニュースとともにメーリングリストでも、現役・OB・OGを越えた情報交換や意見交換ができました。あの頃は雑談もよく飛び交っていて、たいへん楽しかったのを思い出します。今回、SLニュースが復活したことで、現役の人同士はもちろん、これまでにSLと関わってきた人達ともつながりを持てる媒体ができたと思います。SLの活動の大切な部分と位置づけてもらえたらありがたいです。OB・OGのみなさん、会費を払ってSLニュースを読みませんか?

以上、コメントでした。現役学生、OB・OGさんといった幅広い立場の方々とも、紙面を通じることで情報交換や、活発な交流ができるのではないかというご提案、非常に興味深く受け止められました。どれだけ実現できるかは、役員・現役大学生・OB・OGさん・会員・SL行事参加者と、関西SLに関わるすべての方々の協力次第ではないかと思います。今後もまた引き続き、ご意見ご感想、具体的なご提案などぜひお待ちしております。

2010年12月3日金曜日

ご開帳

嵐の前の静けさならぬ、本格的寒さの前の高気圧が過ぎ去りました。突然の気温上昇と雨でしたね。いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日は京都ライトハウスからのレポートです。

本日は別の用事があり、京都ライトハウスにお伺いすることとなりました。終了後、SLOBのNさんに導かれ、関西SLのロッカーと〒ポストをご案内いただくこととなりました。3会のボランティアルーム内に関西SLのロッカーはあります。さあ、緊張の瞬間です。先日、京都大学点訳サークルさんから受け取った「関西SLロッカーの鍵」を取り出し、こじ開けに掛かります。スムーズにいかず、あけるのにも一苦労です。開かれた大きなロッカーの中身は、ダンボールやら、紙袋やら、ブレイラーやらでいっぱいです。そして、かなりのかび臭さで、むせずにはいられません。「おへおへ」これはもしかすると、今度来る時には、整理整頓を兼ねて、雑巾片手に大掃除かもしれません。それはともかく、ちらちらと資料の一部をめくってみると、1974年度の図書の貸し出し記録や、現在あるSL役員体制を体系化してくださった1995年度頃の時期の超立派な点字資料など、ほんの一部であるにも関わらず目を見張るものばかりです。この場所こそが、関西SLの歴史が積み上げてきた、それこそ正にライブラリーなのではないかと感じるものがありました。

2010年12月1日水曜日

SL Two Days 京都へ 奈良へ 大阪へ そして関東遠征へ

12月です。寒さも本格化していく時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

気温の寒さとの関係は直接的にはないのですが、最近はまた、すっかりブログの更新が滞ってしまっていました。ここのところのSL活動の報告、お知らせが遅くなってしまいすみませんでした。早速ではありますが、先日行われました企画の様子を報告させていただきたいと思います。

11月20日(土曜日) ~ 企画、「京都大学学園祭 11月祭り(NF) 訪問ツアー」を行いました。関西SL役員と、SLに関わる大学サークル、また視覚障害学生に対し呼びかけを行いましたが、結局参加者は計4名。少なすぎかとも思いましたが、それはそれで動きやすかったですし、気軽に他愛のない話などしつつ、じっくりと学園祭の雰囲気を満喫することができました。さすがは京大、学園祭は大規模です。到着後は、点訳サークルさんのお部屋を訪問し、展示物に触れさせてもらうことができました。食料を求めて、模擬店の連なる広場に出かけていったりもしました。肉巻きおにぎり・から揚げ・ホットドッグ・焼きそばなどを調達。落ち着いて食事できる場所がないからと、再び点訳サークルさんのお部屋へ。一方では、ルービックキューブやオセロに夢中になり、また一方では、献血や注射の話に花を咲かせたりと、すっかり入り浸ってしまいました。何名かの知り合いの方ともお会いすることができました。京大点訳サークルの皆さん、この度はありがとうございました。学園祭の時期にSL行事を重ねてしまいすみませんでした。SLロッカーの鍵は確かに受け取りました。

さて、夕方からは会長と一緒に奈良へのミニ出張でした。京阪・近鉄を乗り継いでいきます。近鉄の運賃は高いですね。本数が少ないからすぐには電車がこないし。私鉄のくせに特急料金取るし。オマケに女性の駅係員がいないし(というのは誰かさんの言い分ですが…)。余計なことを書きすぎましたが、目的は点字資料の印刷です。奈良の住宅街の静けさに身を包まれつつ、歩くこと10分、大学校舎に到着です。小部屋の中でことことと、資料作成作業を進めます。会長のおかげで、何とか行事前日に資料を完成させることができました。この後、私は京都へ帰り、会長は夜行バスで千葉へと旅立つのでした。皆さんも機会があればぜひ奈良を訪れてみてはいかがでしょうか。

11月21日(日曜日) ~ 関西SL行事、「OB・OG会」が実施されました。場所は、市民プラザおおさか西館です。参加者15名と、こちらもやや少なめでした。さらに参加者全体の内、大阪大学(院生を含めた)学生メンバーが半分以上を占めるといった状況となりました。とは言え、参加者はほとんど皆が顔見知りといったことで、アットホームな雰囲気の中会が進行されました。当の役員はと言えば、会長不在の中、元気を出して頑張るのでした。

今回の自己紹介タイムのネタは、「最近幸せを感じる時はいつか」または「最近気になる人、とその理由」というものでした。

そして、本行事のメイン、関西SLのOB、お二方によるご講演の時間です。大学生時代の思い出プロセス、特徴的なエピソード、人間関係づくり、SLとの関わり、ご職業について、ハプニングに遭遇したことなどなど、多いに語っていただきました。参加者からの質問、軽いクイズゲームなども飛び交い、盛り上がりました。

その後、休憩を挟んで、参加者皆でのワークショップです。「しいたけ」・「まいたけ」、二つの班に分かれての自由な意見交換の時間です。役員が用意したいくつかのテーマの中から、くじ引き形式でネタを引き、そのテーマについて自由に雑談が始まりました。「大学で学んでいること」、「アルバイト体験について」、「地元自慢」、「点訳サークルの可能性」などなど、興味深いテーマが取り上げられる中、さまざまな声が聞かれました。テーブルの上に広げられた真っ白な模造紙に、出された意見が殴り書きされていきます。役員会では、討論(ディスカッション)のあり方について検討されてきましたが、やはりこういった自由な雑談の方が親しめるのだと思います。

こうして、今年度秋の行事も閉幕し、引き続き懇親会へとなだれ込むのでした。帰り際に誰かさんの口からついぽろっとこぼれた本音の一言、「関西SLも今年度までですかねー」。関西SL2010年度の活動も最終章へと突入します。先行きを絶えず模索し続ける中、関西SLは今後どのような道を歩んでいくのでしょうか。  つづく

↑この一週間後、私はというと会長に続けとばかりに、遠征のため東京へ。