2010年7月11日日曜日

点訳情報交換会開催 事後報告

7月11日(土)、予定お知らせしていましたとおり、「点訳講習情報交換会」行事が行われました。行事参加者は計28名です。暑い中ご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました。一日本当にお疲れ様でした。

関西SL役員も全員での参加はできませんでしたが、各大学サークル部員の方々、参加者一人一人のご協力のおかげで、無事行事を円滑に進行することができました。

行事の内容を振り返ってみたいと思います。

今回の行事は、室内の集会室での開催となりました。

まず始めに、会長、役員、参加者全員での自己紹介。お題は、「自分を動物に例えるとすると何か?」というもの。会長の趣味でしょうか?(笑)

続いて、役員の方から「点字・点訳」についての簡単な解説を行う時間が設けられました。基本的な内容がメインだったので、初心者の方向けのアナウンスとなりました。熟練の方にとっては少し単調だったのではないでしょうか。

その後、昼食休憩がとられました。皆さん、にぎやかに盛り上がっておられました。

午後の一発目は、点訳体験です。点字板や点字定規を使用してそれぞれに点字を手打ちします。目書き・五十音書きなどを初め、自己紹介文、行事後の懇親会で行く店の飲み放題メニュー、歌(カントリーロード)の歌詞などの点訳にチャレンジしました。班毎に楽しんでおられました。

次に、各大学の点訳サークルから活動の様子について紹介をしていただきました。代表の方に前に出ていただき、お話していただきます。こういった活動の様子を教えていただける機会というものもとても貴重でした。大学それぞれにカラーがありますね。サークル間においても、非常に良い情報交換の場となったのではないでしょうか。今度は、実際にサークルさんの活動へ遊びにいかれてみてはどうでしょうか。

班毎に、「点字・点訳とは?」というテーマでのフリーディスカッションも行いました。点字は文字なので、手話などのように直接的なコミュニケーションのツールにはなりにくいですが、点字を覚え始めたことで、活動の幅が広がっただとか、交流の機会が増え人間関係が広がるだとか、自分の成長にもつながっただとか、ポジティブな意見が多数聞かれました。点字は、とりあえず良いきっかけにはなれているようで、よかったです。

そして本日行事、最後のセクションは、「点字を探しに」ということで、新大阪駅へ散策です。班毎に駅構内を見学して回ります。会談の手すり・切符の自動券売機・エレベーターのボタン・トイレの構造図などに点字表示が確認できました。大阪市営地下鉄の自動券売機には、意外と点字が多く見受けられました。「こども」に加えて「福祉」の割引ボタンがあることも特徴でしょうか。

こんな感じで、無事行事は終了しました。次回の行事は11月を予定しています。その際には、どうぞぜひまたご参加ください。